退職金手取り計算機

退職金と勤続年数を入力するだけ。
税引き後の手取り額がわかります。

支給される予定の退職金(一時金)の合計額を入力してください。

1年未満の端数は切り上げで計算されます(例: 3年5ヶ月 → 4年として控除額を算出)。

計算の前提条件

  • 一般の退職(役員退職ではない)の一時金として計算
  • 勤続5年以下の「特定役員退職手当等」の特例は含まない
  • 住民税は特別徴収(10%一律)で計算
  • 社会保険料は退職金から控除されません
  • 実際の税額は源泉徴収票・確定申告で確定します

退職金にかかる税金の仕組み

退職金(退職所得)は、給与所得とは別に優遇された税計算が適用されます。 「退職所得控除」という大きな控除があるため、多くの場合、税負担は普通の給与より大幅に低くなります。

計算の流れ

① 退職所得控除額を計算

勤続年数に応じた控除額が引けます。長く勤めるほど控除額が大きくなります。

  • 勤続20年以下:40万円 × 勤続年数(最低80万円)
  • 勤続20年超:800万円 + 70万円 × (勤続年数 − 20年)

勤続1年未満の端数は切り上げです(例:3年5ヶ月 → 4年として計算)。

② 課税退職所得を計算

課税退職所得 = (退職金 − 退職所得控除) ÷ 2

退職所得は「2分の1課税」のため、税率がかかるのは差額の半分だけです。 これにより、通常の給与よりはるかに低い実効税率になります。

③ 所得税・住民税を計算

課税退職所得に、給与と同じ累進税率(5〜45%)と住民税10%が適用されます。

勤続年数別の控除額目安

勤続年数 退職所得控除額 控除内に収まる退職金
5年200万円200万円以下なら非課税
10年400万円400万円以下なら非課税
15年600万円600万円以下なら非課税
20年800万円800万円以下なら非課税
25年1,150万円1,150万円以下なら非課税
30年1,500万円1,500万円以下なら非課税

注意事項

  • このツールは一般的な退職一時金の計算です。役員退職金・特定役員退職手当等は計算方式が異なります
  • 勤続5年以下の場合、一部の手当は「2分の1課税」の対象外になることがあります
  • 複数の退職金を受け取る場合など、詳細は税務署・税理士にご相談ください
  • 源泉徴収は退職時に会社が行います。確定申告で過不足を精算するケースもあります

よくある質問

Q. 退職金は全額手取りではないのですか?

退職所得控除の範囲内に収まれば非課税です。多くの場合、勤続年数が長いほど控除が大きく、税負担はほぼゼロになります。

Q. 退職金の相場はどれくらいですか?

厚生労働省「就労条件総合調査」によると、大卒・定年退職の場合の平均退職金は約1,800万〜2,000万円程度です(企業規模によって大きく異なります)。

Q. 中途退職の場合、退職金は減りますか?

多くの会社では自己都合退職の場合に退職金が減額されます。就業規則を確認してください。退職金がない会社も多くあります。

Q. 退職代行を使って辞めた場合、退職金はもらえますか?

退職代行を使っても、支給要件を満たしていれば退職金を受け取る権利はあります。就業規則の退職金規程を確認しましょう。

※ このツールは簡易的なセルフチェックであり、診断結果は参考情報です。医療・法律の専門的なアドバイスではありません。深刻な症状がある場合は、医療機関や公的相談窓口にご相談ください。